【ACT7日】 連邦政府は、「深刻なリスク」を引き起こす可能性がある鳥インフルエンザの流行への対応に対して、大規模な取り組みで対応していくことを発表した。
8日、政府、農業、環境、保健衛生、緊急事態管理、家禽生産者ら関係者が集まり、鳥インフルエンザH5N1型の発生に対する対応状況を判断する。死に至る可能性のある鳥インフルエンザが発生した場合、オーストラリアはどの程度対応できるのか?連邦政府は、国内のバイオセキュリティ対策を精査する大規模な演習で、この疑問に答えようとしている。
H5N1型は鳥インフルエンザの中でも最もよく知られた亜型で、1997年に香港で初めて検出された後、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカに急速に広まった。この型は感染力が強く、鳥類や一部の哺乳類を介して感染している。他の鳥インフルエンザ株と同様、人間に深刻な病気を引き起こし、死に至ることもある。
現在までのところ、オーストラリアはH5N1が検出されていない唯一の大陸。連邦政府は、H5N1がオーストラリアに上陸した場合、「深刻なリスク 」をもたらすとしている。今回の全国鳥インフルエンザ対策検査は、「ヴォラーレ演習」の3回目となる。ヴォラーレ演習は、国内で鳥インフルエンザが発生した場合の対応能力を測定するための一連の討議、演習、活動。これまでの演習では、アルバニーズ政権によるバイオセキュリティへの10億ドル投資の一環として、連邦政府、州政府、準州政府の対応能力が試されていた。
世界保健機関(WHO)によると、2003年以降、世界で882件のH5N1感染者が確認されており、461人が死亡している。
ソース:news.com.au – Huge $1 billion move to fight ‘significant’ bird flu strain