政治

SA州 14歳未満のSNS使用禁止に前進

【SA8日】   SA州は国内で初めて、14歳未満の子どものソーシャルメディア使用を禁止する法案を議会導入する。

SA州のマリノーカス首相は8日、「ソーシャルメディアがためになるときもあるが、若い世代にとって大きな弊害を及ぼすこともわかっている」と話し、ソーシャルメディア企業に対し、子どもがアクセスできないよう義務付ける考えを発表した。

SA州で法が可決されれば、ソーシャルメディア企業は14歳未満の子どもがアクセスできないよう監視するとともに、14~15歳の子どもの使用に保護者の同意を必要とする。さらに、プラットフォーム側の違反によって子どもが精神または身体的な危害を受けた場合、保護者が法的措置を取ることも可能にする。

5月、連邦最高裁判所元裁判官のロバート・フレンチ氏に対し、ソーシャルメディアの年齢制限に関する調査主導が任された。同氏は8日、276ページに及ぶ調査報告書を発表し、コンプライアンス違反を監視・罰金を科す新たな規制機関の必要性を訴えた。

マーケットリサーチ企業「Ideally」が行った調査からも、国民の半数以上が「ソーシャルメディアは良いことより弊害のほうが大きい」と考える。

ソース:news.com.au – South Australia moves to ban children from accessing ‘addictive’ social media

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