政治

次回国勢調査にジェンダー関連の質問

【ACT8日】   連邦のチャルマーズ財務相は、2026年の次回国勢調査にセクシュアリティやジェンダーに関する質問を含めると発表した。政府は先立って「性に関する質問を国勢調査に含めない」と選挙公約に掲げ、大きな批判を浴びた。

オーストラリア統計局(ABS)の責任も持つチャルマーズ財務相は8日、「国民の意見を聞き、2026年の国勢調査で性的指向や性別に関する質問を加える」と発表した。

LGBTIQ+の権利を訴える団体「イクオリティ・オーストラリア」は、発表を歓迎した。アナ・ブラウンCEOは「思慮があり、実利的でモラルのあるアクションだ。国内で最も脆弱な集団の貴重なデータが初めて収集される」「1991年以降、変化する社会のトピックが国勢調査に含まれてきたが、LGBTIQ+は一度も含まれていない」と話した。

LGBTIQ+に関する質問は16歳以上を対象とし、「非回答」の選択肢もある。ABSは、身体的性が男女どちらにも一致しない”インターセックス”に関する質問を含まないようアドバイスしたが、ブラウン氏は将来的にインターセックスも国勢調査に含むようABSに求めた。

ソース:news.com.au – Jim Chalmers confirms census will have questions on sexuality and gender

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