【ACT10日】 アルバニージー連邦首相は、次回選挙前に子どものソーシャルメディア使用を禁止する法案を議会導入すると発表した。対象の年齢は明らかにしていない。
アルバニージー首相は10日、「ネット虐めや社会的損害など、ソーシャルメディアが若者のメンタルヘルスに及ぼす影響はわかっている。保護者も対応を求めている」「子どもたちがデバイスを置いて、フットボール場やプール、テニスコートにいる姿を見たい」「実際の人間と本物の経験をしてほしい」と話した。禁止対象の年齢は14~16歳で検討しているという。また、全国で年齢制限を強制する最善の方法を模索しているとした。
野党保守連合のダットン党首は、「次回選挙で政権奪回後100日以内にソーシャルメディアの年齢制限を設けると、すでに決めている」「規制が毎日遅れるごとに、子どもたちはソーシャルメディアの危害にさらされ続ける。テクノロジー企業に規制を委ねる時代は終わった」と話し、政府を支持するとした。
野党のコールマン影のコミュニケーション相は、「ソーシャルメディア企業に甚大な罰則が科せられなければ、インパクトはない」と話した。野党は16歳が規制対象にふさわしいと考える。
ソース:news.com.au – Government mulling over what age to restrict social media to as Anthony Albanese vows new laws