【VIC12日】 オーストラリアで交通渋滞が最も深刻な都市はメルボルンで、ドライバーが渋滞にはまり車内で過ごす時間の合計が年間当たり92時間に上ることが、自動車リース会社のノベイティッド・リースによる報告で明らかになった。
10キロメートルの移動を基準とした場合、メルボルンでは通常21分と国内最長で、年間で247キログラム相当の汚染を排出していることが分かった。また、渋滞によるアイドリングなどで消費したガソリンは年間当たり205ドルだった。
一方、シドニーのドライバーが10キロメートル当たりで費やす時間は22分と10%少なかったものの、緩やかに伸びていることが分かった。また、年間の汚染排出量は211キログラムとなり、これを解消するために必要となる木の本数は85本分となる。
この他に渋滞の激しかった都市を順に挙げると、アデレード、ブリスベン、パース、ホバート、ニューカッスル、ゴールドコースト、キャンベラ、ウーロンゴンとなった。2023年に最もひどい交通渋滞が発生したのは3月8日で、シドニーで鉄道網の無線システムが故障し列車が停止した日だったことも分かった。
ソース:news.com.au-Melbourne takes emissions top spot as most congested city