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豪8月失業率4.2%と横ばい 予想上回る

【ACT19日】  オーストラリア統計局(ABS)が19日に発表した8月の雇用統計で、就業者数が前月比4万7,500人増となり、市場予想の2万5,000人増を大幅に上回ったことが分かった。失業率は4.2%と安定していることから、オーストラリア準備銀行(RBA)が来週24日の会合で利下げに踏み切る可能性は低いとの見方が強まっている。

8月のフルタイム雇用者数は前月比で3,100人減少し、997万9,100人となった。パートタイム雇用者は5万600人増の447万9,500人となった。

ABSのラム労働統計部長によると、労働参加率は67.1%と過去最高を記録し、失業者数は約1万人減少した。この結果、雇用人口比率も0.1%上昇し64.3%となり、昨年11月に記録した64.4%という歴史的な高水準に近づいた。

オックスフォード・エコノミクス・オーストラリアのマクロ経済予測責任者、ラングケーキ氏は、19日に発表された統計は求職者にとっても、広範な経済にとっても良いニュースだと述べた。また、「少なくとも2025年第2四半期まではRBAは利下げに踏み切れないだろうという我々の見方を裏付けるものだ」と述べた。

 

ソース:news.com.au-August labour force data: Unemployment remains at 4.2 per cent, Australia adds 47,500 new jobs

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