【QLD25日】 QLD州のイプスウィッチ・グラマー・スクールの男子生徒が、ラグビーの合宿ツアーで訪れていた日本で男性から車イスを奪って逃走し、学校の判断でオーストラリアへ帰国させられていたことが明らかになった。
車イスを奪われた日本在住の米国人男性は、事件について警察に通報後、ソーシャルメディアのレディットに写真を投稿した。男性は事件が東京の歌舞伎町で発生し、友人が少年を追いかけたが見つけられなかったとして情報提供を呼びかけた。車イスは約2時間後に側道に捨てられているのが見つかったという。
その後、3人がQLD州イプスウィッチ・グラマー・スクールの生徒であることが判明し、学校側もこれを認めたもよう。男性は少年らが通う学校が判明したことをショーシャルメディアで知り、学校にあらためて事件について報告を行ったもよう。
同校の広報担当者は事件について、「関与した生徒はツアーから外された」、「この問題を真摯に受け止め、学校の方針に従って対処している」と述べた。
被害者の男性は警察に動画を提供しているが、それ以上の行動は起こしていないと説明。さらに「短い距離なら歩けるし十分立っていられる」、「2時間も車イスを探してくれた仲間の時間を無駄にしただけ」と投稿した。また、学校から最終的な処分について報告すると伝えられたことを明かした。
ソース:news.com.au-Private school boys sent home from rugby tour in Japan after allegedly taking wheelchair from disabled man