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交通事故に巻き込まれる郵便配達員 30%増加

【ACT9日】  郵便配達員が巻き込まれる交通事故が今年に入って30%増加したことが分かった。昨年度は第3者との交通事故により86人の郵便局員が負傷し、脳震盪や骨折、精神的ストレスに見舞われたり、休職しているという。

オーストラリア・ポストは配達員が事故に巻き込まれた4つの映像を公開し、「配達員は頻繁に停車したり、多くの場合、道路を走る他の車両より低速で走行することが多いことをドライバーに覚えておいてほしい」と述べた。

事故原因の多くは、ラウンドアバウトで他の車両が配達員に道を譲らないことで発生している。資金難にあえぐオーストラリア・ポストだが、配達員が利用する車両にはカメラやデータ追跡装置を装備し、交通事故の予防に努めている。

オーストラリア・ポストのマウル安全部長は、「大きい事故を回避するため、急にハンドルを切って車両から振り落とされ、負傷する配達員があまりにも多い」と述べ、配達員の車両にもゴミ収集車や街路清掃車のように点滅灯を取りつけることを政府に求めている。

 

ソース:news.com.au-Australia Post drivers hit by other vehicles up 30 per cent this year

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