【QLD13日】 QLD州のマイルズ首相は、26日の州選挙で政権続投の際に、州立小学校の子ども全員に昼食を無償で提供すると発表した。
労働党政府は、14憶ドルを投じて州立校に通う小学生32万6,000人超に昼食を無償で提供すると公約した。保護者は、子ども一人につき昼食代を年1,600ドル節約できるという。
マイルズ州首相は「50セントの公共交通機関のように、子どもの無償昼食をずっと成し遂げたかった」と述べた。発表後、同氏は娘のブライディさんをステージに上げ、ソーシャルメディアチャット用に弁当を作る映像を作製した。マイルズ氏は州首相に就任以降、娘とともに弁当を作る映像を多数投稿している。
QLD州の学校購買協会、P&C、非政府の食品提供機関はマイルズ氏の公約を支援・協力するとしている。同氏は今回の選挙中、州所有のガソリンスタンドや公共交通機関運賃50セントなど、生活コストの緩和に焦点を充ててきた。
グリーンズ(緑の党)も、州立のすべての小学生・ハイスクール生を対象に、朝食と昼食を無償提供すると公約している。
最大野党自由国民党のブレイジー党首は「労働党政府の公約は、やけくそだ」と批判する。
QLD州選挙の期日前投票は14日から始まる。26日の投票日まで、月曜日から金曜日の午前8時から午後6時まですべての投票所が開く。
ソース:abc.net.au- Queensland Labor promises free lunches for state school students, if re-elected on October 26