政治

首相が豪邸購入 「空気読めてない」の声も

【ACT17日】  連邦政府のアルバニージー首相が、NSW州コパカバーナ海岸の崖上に建つ430万ドルの不動産を購入したことが明らかになった。次期選挙戦では、住宅の購入可能性(アフォーダビリティー)が論点となる見込みで、労働党党内からは「空気が読めていない」との声も上がっているようだ。

アルバニージ―首相はこれまで、シングルマザーの母親と貧困の中、「丸田小屋」で育ったという話を何度も披露してきた。

今回、430万ドルの不動産購入が明らかになったが、ラジオホストのベン・フォーダム氏によると、アルバニージ―首相は昨年、セントラルコーストの物件を下見していたことが分かった。オークションに先立ち、連邦警察が近所の住民を訪問していたとみられ、首相との「対決」に勝ち不動産を落札した男性は、近所の人たちから「あなたが買ってくれてよかった」と声をかけられたという。

一方、アルバニージ―首相が購入したビーチハウスに続く主要道路は約1億ドル以上を投じて整備されることが決まっている。整備は首相が不動産を購入する前から進んでいたが、整備について首相自身が認識していたことは明らかだ。不動産投資家としても豊富な経験がある首相は今回、ビーチハウスを2021年の販売価格よりも安く購入したようだ。

現在、アルバニージ―首相の給与は55万ドルを超えており、すぐに引退する意向はないとしている。

 

ソース:news.com.au-Anthony Albanese bid on ‘stunning’ central coast hobby farm before $4.3 million clifftop home purchase

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