【VIC24日】　　VIC州のアラン首相は24日、メルボルン記者クラブで開かれた会見に出席し、住宅供給を促進し若者に住宅所有の機会を提供するため、土地の分譲規制を見直す方針を明らかにした。現行の計画スキームでは時間がかかり過ぎると指摘している。

アラン首相は、「あなたの敷地にグラニーフラットではなく、2軒目の住宅をこれまで以上に建てやすくする」と述べた。また、専門家を集めて何をすべきかではなく、どうすれば実行できるのかを検討するとしている。

見直しでは、敷地にもう一軒家を新築したり、2軒の家を同時に新築したり、1区画を2つに分譲したりするために、州政府がどのように計画を整備していけるか検討する。不要な土地を持っている人が土地を売却することで収入が得られる一方、多くの州民がマイホーム購入のチャンスを与えられるとしている。

アラン首相は、「2025年初めに結論が出れば、VIC州をタウンハウスの首都にする計画も出来上がるだろう」と述べ、区画の見直しは若者にチャンスを与えることになり、「理にかなっている」と説明した。

ソース：news.com.au-Victorian Premier Jacinta Allan announces review into land subdivisions