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パナドールなど 一箱16錠に縮小へ

【ACT25日】  オーストラリアの薬品・医薬品行政局(TGA)は昨年、パラセタモル(アセトアミノフェン)のパッケージに関する一連の変更を発表し、2025年2月1日からスーパーマーケットやコンビニなどで入手できる一箱の最大サイズを20錠/カプセルから16錠/カプセルに縮小すると決めた。

薬剤師の監督なしに薬局で購入できる一箱のサイズもまた100錠/カプセルから50錠/カプセルに半減する。最大100錠/カプセルのパックは薬剤師の監督下でのみ販売が可能となる。

メーカーと小売店に十分な準備期間を確保するため、新規制は2025年2月1日から発効するが、パナドールはこれに先駆けパッケージの変更を開始する見通しだ。

パラセタモルに関する変更は、青少年や成人した若者の間で故意による中毒が過去10年間で増加していることを考慮したもの。パラセタモルは国内の若者による過剰摂取で最もよく使われる薬で、その割合は一定して50%に達している。

TGAはまた、パラセタモルの過剰摂取による弊害を最小限に抑えるため、スーパーマーケットなどの小売業者に対し、一度に購入できる量を1箱に制限するよう促している。消費者に対しては、パラセタモルを自宅に備蓄せず、他の医薬品と混同しないよう適切に保存するよう呼びかけている。

 

ソース:news.com.au-Major change to Panadol hits shelves early following Therapeutic Goods Administration decision

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