【NSW25日】 銀行大手コモンウェルス銀行は、同社の職員に対しオフィス回帰に従わなければボーナスをカットすると伝える電子メールを送ったことが分かった。同社は昨年7月、4万9,000人の行員に対し、毎月少なくとも50%の出勤を命じている。
コモンウェルス銀行は、職員が命令を遵守していることを確認するため、今後12か月にわたって毎月オフィスへの出勤状況を確認することを伝えた。また、出勤要件を常に満たしていないことが判明した職員に対しては、ボーナスや業績ランキングに影響が及ぶ可能性を示唆した。
出社状況の確認を開始し、出勤日数が不十分な職員には人事部からメールが送られ警告を受ける。再び出勤日数が足りなくなった場合はもう一度警告を受け、3回目はボーナスのカットなどについて通知するとしている。
コモンウェルス銀行の広報担当者は、「少数」を除けば大半の職員は出勤規則を遵守しているとした上で、「様々な理由で出社が難しい職員に対しては、個々の状況を理解し彼らのニーズと組織のニーズ、顧客の優先事項とのバランスを取るよう努めている」と述べた。
ソース:news.com.au-Commonwealth Bank staff told their bonuses could be cut if they ignore return-to-office orders