一般

RBAのブロック総裁 10.5%の昇給

【ACT25日】  オーストラリア準備銀行(RBA)のブロック新総裁は、就任後の3四半期で105万6,835ドルを受け取ったことが、同行の年次報告書で明らかになった。昨年9月の昇格により、給与は1四半期当たり10万ドル増えており、年間で40万ドル近い昇給となる見通しだ。

フィリップ・ロウ総裁がトップを務めていた際、ブロック氏は副総裁だったが、その時の給与は基本給が97万4,602ドル、スーパーアニュエーションが12万3,054ドル、その他手当が9,210ドル、長期有給休暇分が4万599ドルで、合計114万7,465ドルだった。前年から10.5%の賃上げとなっている。

一方、オーストラリア統計局によると2024年第2四半期の賃金上昇率は0.8%、年間では4.1%上昇した。

RBA総裁の給与は3人の非常勤メンバーで構成されるRBA報酬委員会が決定する。委員は準備銀行理事会に対し総裁の給与に関する提言を行い、理事会がこれを承認する。

RBA理事会が出した声明では、「インフレ率は依然として2~3%の目標範囲の中間点を若干上回っている」とし、利下げを行うにはインフレ率がまだ高すぎると指摘している。

 

ソース:news.com.au-RBA boss Michele Bullock’s huge pay bump revealed

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら