【NSW31日】 オンラインの写真・動画編集プラットフォームを運営する地場企業キャンバ(Canva)は、未上場企業の既存のステークホルダーが株式を売買する、カンダリーセール(プロセス)を行い、評価額が487億ドルと395億から100億ドル近く増加させたことが分かった。
キャンバは2013年、最高執行責任者(COO)のクリフ・オブレヒト氏が、妻のメラニー・パーキンス氏とキャメロン・アダムズ氏と共に設立した。現在、会員数は2億人を突破しサービスへの需要は急増している。
オブレヒト氏は、今年は同社の全従業員にとって著しい成長と自社事業への需要の高まりを実感する特別な一年だったと振り返った。また、「190か国の2億人以上の人に私たちの製品のシンプルさ、アクセス、パワーを提供できることを大変嬉しく思っている」、「これまでの歩みを非常に誇りに感じているが、まだ始まったばかり。これからを楽しみにしている」と述べた。
キャンバの最新の評価額は、スーパー大手コールズやウールワース、通信大手テルストラなど、国内の大企業を超えるものとなっている。ただ、株式は非公開のままとなっており、2025年か26年まで米国ナスダックに上場する可能性は低いとみられている。
ソース:news.com.au-Canva reaches near $50bn evaluation ahead of initial public offering