【NSW1日】 NAB銀行の子会社ユーバンク(ubank)が行った調査によると、オーストラリアの若者の4人に1人が家計管理に苦しんでおり、次の給料日が来る前にお金が足りなくなり「金欠」に陥っていることが明らかになった。
ユーバンクによると、Z世代とミレニアル世代の25%は次の給料日前にいつも、またはほぼいつも「金欠」に陥っているという。
ユーバンクのアンドリュー・モリソン最高商品・成長責任者によると、若者の約24%は予算の50%を必要経費、30%を自由裁量支出、20%を貯蓄に割り当てていたが、43歳以下のオーストラリア人の約15%は収入から支出を差し引いた金額がゼロだったという。
モリソン氏は、若者は努力しているにもかかわらず、日々の出費、請求書、貯蓄のバランスを取ることに苦慮しており、結果として毎月お金が足りない状況に陥っていると指摘。ユーバンクはこうした課題を認識し、オーストラリアの若年層がより効果的に財務管理を行えるよう、キャッシュフローを管理したり、給料サイクルで支払い用の資金を積み立てる機能をアプリに導入した。
ソース:news.com.au-One in four young Aussies run out of money before their next payday