【NSW24日】 NSW州ニューカッスルで週末、気候変動に反対する大規模な抗議活動が行われ、138人が逮捕された。昨年も100人以上が逮捕された。
環境活動家グループ「ライジング・タイド」は23および24日、ニューカッスル港で石炭産業に反対する抗議活動を行った。24日、カラフルな服をまとった抗議者およそ150人がカヤックで航路に入り、石炭産業に反対するサインを掲げて船舶の動きを阻止した。ゴムボートやジェットスキーに乗った警察官らが抗議者らを警察の船舶に引き上げ、指示に背いた138人が逮捕された。
NSW州で安全な航海の阻止は違法だ。州港湾局は、抗議デモにより水路の安全が危険にさらされたとして、すべての船舶輸送を一時停止した。
ライジング・タイドは10日間の“抗議フェスティバル“の一環としてニューカッスル港閉鎖を試みた。同団体広報官は「世界最大の石炭港を閉鎖した」「とてもいいムードだ。みんなとても興奮して、希望を持っている」と話した。
NSW州野党国民党のトゥール影の警察相は「ライジング・タイドは港で混乱を引き起こす再犯者だ」「抗議デモは日々の生活を混乱させる。なぜ許可されたのか不明だ」と話した。
ニューカッスル市のロス・ケリッジ市長は今月初め、ライジング・タイドが抗議者らに水路に入らないよう指示したとして、デモの催行を認めた。
ソース:news.com.au – More than 100 anti-coal protesters arrested, shipping suspended at Newcastle