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NSW州で熱波に石炭発電所の停電重なる 大規模停電を懸念

【NSW25日】   気象局は向こう数日、NSW州東部の一部で熱波警報を発令した。州内の石炭発電所で予想外の停電も発生しており、大規模な停電につながる恐れが懸念される。

気象局はベイトマンズ・ベイ、ボウラル、カムデン、キャンベルタウン、ホーンズビー、リバプール、ナウラ、ペンリス、パラマタ、リッチモンドおよびスコーンで熱波警報を発令した。シドニー西部ペンリスとリッチモンドは25日の最高気温がすでに35度に達した。26日は38度、27日は39度と予想される。

25日、レイク・マッコーリーの石炭発電機3台が停電していると報告された。オーストラリア・エネルギー・マーケット・オペレーター(AEMO)は、石炭発電機の停電に気温上昇が重なり、電力の需要が高まって供給が厳しくなると懸念する。

熱波は28日に雨が降り始めるまで続くと予想される。高齢者、乳幼児、妊婦および授乳中の女性、既存疾患を抱える人などにとって特に危険だ。窓、カーテン、ブラインドを閉めて屋外で過ごすよう強く奨励される。

QLD州最北部でも同様に熱波警報が発令された。先週はアデレードとメルボルンも熱波に見舞われ、最高気温が37~38度に達した

ソース:news.com.au – Risk of rolling blackouts as millions of Aussies swelter through heatwave during coal power outage

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