【NSW29日】　　スーパー大手ウールワースは配達センターの従業員によるストライキで、NSW州やVIC州、首都特別地域（ACT）の店舗で品薄となっていることが分かった。4つの流通センターで1,500人以上がストライキを行っており、労働組合はこの状況がさらに悪化すると警告している。

ユナイテッド・ワーカーズ・ユニオンのディレクターであるムイキック氏は7NEWSに対し、米、パスタ、シリアル、ソフトドリンク、冷凍食品などの人気商品がスーパーマーケットの棚から消えているとし、「不便をおかけしていることは理解している」、「できるだけ早く商品を再拡充するために全力で取り組んでいる」と話した。

労働者たちはインフレ率を上回る賃金の引き上げと、労働組合が労働者に求めている生産性の要件を緩和するよう求めている。ムイキック氏は、「100％の生産性を常に要求するシステムは非人道的だ」と訴えた。

また、商品の配送は一部で頻度が減少しているが、すべての店舗が影響を受けているわけではなく、店舗ごとに在庫状況は異なると主張。顧客への影響を最小限に抑えるため、広範な緊急対応計画を策定し、20の流通センターと8,000人のスタッフを活用して配送を続けていると説明した。

ソース：news.com.au-Woolworths shelves stripped bare across Australia as distribution workers strike