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Lプレート運転者 煽り行為に厳罰訴え

【ACT1日】  オーストラリアの練習用ライセンス(Lプレート)保持者のうち、幅寄せ、無理な追い越し、過剰なクラクションなどの経験がある人は全体の3分の1に上ることが分かった。Lプレート保持者は危険運転を取り締まるため、罰金やデメリットポイント、免許停止などの処罰が必要だと訴えている。

自動車学校Izlicenceの報告書によると、全体の70%が幅寄せされた経験し、64%が攻撃的に追い越されたことがあり、58%が不必要なクラクションを鳴らされたことが分かった。また、Lプレート保持者の80%と教官の93%は、Lプレート保持者を守るための法改正が必要だと感じていることも分かった。

さらにこのような攻撃的な行動は60%の練習者を不安にさせ、5人に1人は運転を完全に諦め、少数の人はこれが原因でミスをしたと考えらている。年齢別でみると16歳~20歳の若者は、20歳以上よりも多く攻撃にあったり威圧的な態度をとられていた。

都市別では、シドニーとアデレードで煽り運転行為が最も多くみられ、これが全国に拡大していると報告書は警告している。

メルボルンのLプレート保持者のヤセミンさんは、Lプレートを表示することは、「大きな標的マグネットのようなものだ」とし、「自分たちもかつて学習者だったのに、なぜこんなに焦るのか理解できない」と話した。

 

ソース:news.com.au-Learners demand tougher penalties for road bullies

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