【NSW2日】 航空大手カンタス航空は、オーストラリア―パラオ路線の直行便を12月7日に就航する見通しだ。毎週運航する予定で、ブリスベンを出発しパラオのコロールに到着する。
カンタスが10月に発表した同路線は「パラオ・パラダイス・エクスプレス」と名付けられ、連邦政府とカンタスが結んだ契約の一環として運行される。両国の貿易、観光、人々の交流を支える役割を果たすことが期待されている。
パラオには、ユネスコ世界遺産に登録されたロック諸島のほか、ジェリーフィッシュレイク、滝、第二次大戦の遺跡など、多くの見どころがある。カンタス航空はブリスベンとバヌアツやマニラを結ぶ路線を就航しており、パラオ線はQLD州初の路線として5番目となる。
カンタス航空国際部門CEOのウォレス氏は、10月にパラオ・パラダイス・エクスプレスを発表した際、目的地に関するウェブサイトのアクセスが急増し、旅行者の関心の高さがうかがえたとして、「この路線のチケット販売にも大きな反響があると期待している」と述べた。
ブリスベン―コロール線で使われる機材はボーイング737-800で、土曜日にブリスベンを出発し、日曜日にブリスベンへ戻るため旅行者は1週間観光を楽しめるという。
ソース:abc.net.au-Qantas days away from new route to hidden tropical paradise Palau