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気温上昇 子どもやペットの車内放置に注意喚起 NRMA

【NSW3日】   NSW州全土では気温が上昇し続ける中、子どもやペットを高温の車内に放置することについてNRMAは警鐘を鳴らしている。

NRMAの交通安全専門家であるヴラホミトロス氏によると、高温の車内温度は外気温の約2倍になる可能性があり、子どもやペットが深刻な危機に晒されるのに時間はかからないとし「買い物やホリデーに行く前に荷物を車に積み込むときには、鍵の場所を確認し、積載している間に子どもが遊んでいるところに鍵を置いたままにしないように」とドライバーに警告している。

過去12ヶ月間、NRMAのパトロールチームは、子どもやペットが車に閉じ込められたという1,846件の通報に対応しており、その大半が誤って子どもと一緒に鍵を車に閉じ込めてしまったというケースだったという。同氏はたとえ短時間でも子どもを車内に放置しないことが重要だとし「クリスマスを控えて忙しくなってくるが、幼い子どもを連れて車の乗り降りをする場合には特に用心することが必要」と述べた。

車内に子どもを閉じ込めたままにしておくと最高2万ドルの罰金が課され、子どもの命が危険な状態になる。気温30度の日に車のドアを閉めてからわずか5分で気温は60度まで上昇することになる。また、窓を少し開けたままの状態にしても、空気の流れが制限されるため、湿度は上昇し続けることから、車内に残された子どもやペットへの危険性はほとんど軽減されることはない。特に幼児は大人よりも暑さに敏感で、熱中b方や脱水症状のリスクが高くなり、高温の車内に放置されると、熱によるストレス、脱水症状、臓器不全を引き起こし、死に至ることがあるという。

 

ソース:news.com.au – NRMA issues fresh warning to drivers locking children and pets in hot cars

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