【NSW4日】 市場調査大手ロイ・モーガンによると、今オーストラリアで最も信頼されている企業ランキングに、今年はバニングスが選ばれたことが分かった。2023年にトップ2を占めていたコールズとウールワースは今回、最も信頼されていない企業となり下位から2位と3位に転落した。最下位は通信オプタスだった。
調査では、毎年2万5,000人を対象に27業界の1000ブランドを対象に実施している。今回1位になったバニングスは、顔認証カメラを使って個人情報やセンシティブな情報を収集し、プライバシー委員会が市民に対するプライバシーの侵害と判断したにもかかわらず、1位に選ばれた。
この他、スーパーマーケットのALDI、ディスカウント大手Kマート、自動車トヨタ、IT大手アップル、郵便オーストラリア・ポストなどがそれぞれ信頼される企業として上位を維持。日用品小売りビッグW、自動車保険NRMA、デパート大手マイヤーがそれぞれ7、8、9位となり、家電サムスンが10位だった。
一方、信頼されない企業の10社には航空大手カンタス、ソーシャルメディアのメタ、通信テルストラ、ニュース配信ニュース・コープ、オンライン販売TEMU、SNS旧ツイッター/X、ティックトックが選ばれた。
ソース:news.com.au-Bunnings holds top spot as most trusted Aussie brand