【VIC6日】 労使裁定機関のフェアワークコミッションは、VIC州メルボルンの流通センター外で行われているウールワースの労働組合によるストについて、「組織の中枢に銃口を突きつけているようなものだ」と述べ、強く批判した。ストにより、多くの店舗で品薄の状態となっており、数百万人の買い物客が影響を受けているもよう。
ウールワースのフェルマン弁護士らは、ユナイテッド・ワーカーズ・ユニオン(UWU)に対し、非組合員の労働者や車両が流通センターに安全に入れるよう申し入れを行った。弁護士によると、「明らかに商品の供給に苦労している」という。
ストは11月21日に始まった時点で、4つのセンターが安全上の懸念とスタッフ不足により閉鎖された。流通能力の40%が影響を受け、推定で200万カートン分の商品が影響を受けたとみられている。
VIC州だけでなく、NSW州や首都特別地域(ACT)のスーパーマーケットや酒屋で、ストによる影響を受け陳列棚が空っぽ状態となっている。
UWUのケネディ全国書記長は6日、「労働者を職場に戻し、棚をクリスマスに向けて補充する最善の方法は、ウールワースが交渉のテーブルで合意に達するよう集中することだ」と述べた。
ソース:news.com.au-Union action at Woolworths distribution centres labelled ‘capricious or unfair’, Fair Work Commission told