【NSW9日】 NSW州警察は11月から12月の3週末にかけて、違法薬物のおとり捜査「ダイアル・ア・ディーラー」を行った。100人超を逮捕、車両や現金も押収した。
11月から12月の3週末にかけて行われた捜査中、108人が逮捕された。このうち64人が違法薬物提供の罪で、44人が薬物所持で、1人がDV関連でそれぞれ起訴された。
警察はまた、650以上の袋に分けられたコカイン560グラムなど2万ドル相当の薬物を押収した。MDMA27グラム超、大麻467グラム、THC食用大麻450グラム、ケタミン3.5グラム、アイス(メタンフェタミン)0.7ミリグラムも押収された。さらに、9万ドルを超える現金と車両5台も押収された。
先月22日、シドニーのハンター・ストリートで22歳の男が逮捕された。男はコカインが入った袋14個、6,000ドル超の現金を隠し持っていた。
先月29日にはシドニーのスプリング・ストリートで韓国国籍の男(22)が逮捕された。男はコカインが入った袋21個、MDMA60錠、現金760ドルを隠し持っていた。
今月7日には、ギミアで18歳の女と21歳の男が逮捕された。2人はコカインが入った袋10個、現金1,415ドル、催涙スプレー缶を持っていたとされる。
同じく7日、ボンダイのボンダイ・ロードで45歳の女と31歳の男が逮捕された。2人の車内からコカインが入った袋24個、現金3,450ドル、刃物が発見された。
さらに7日、ボンダイで別の31歳の男が逮捕され、コカインが入った袋9個、MDMAが入った袋3個、大麻が入った袋と現金1,110ドルが見つかった。
捜査は来年も続けられる見通しだ。
ソース:news.com.au – Dramatic scenes as police arrest hundreds in Dial-a-Dealer sting