【VIC11日】 スズキはオーストラリアのソフトウェアおよびロボティクスの専門企業「Applied EV」と提携し、「ブランク・ロボット」と呼ばれる作業用の自動運転電動台車を開発することが分かった。この車両は「単調、汚い、困難、危険」といった作業のために特別に設計されるという。
ブランク・ロボットは、スズキ・ジムニーXLと同じラダーシャシーを基盤とし、ボディのない白紙のようなデザインとなっている。デザインの特徴としては、丸いヘッドライド、頑丈な黒いバンパー、現行のジムニーより低めのプロファイルタイヤを装着したホイールなど。
Applied EVによると、電動モーターは二次サプライヤーから調達する。車両のデザインはキャビン、シート、ハンドル、ペダルがないテーブルトップとなっているため、作業の種類によって異なるトップボックスを取りつけることができる。
用途は物流、農業、鉱業などでの作業があり、無人配送などのビジネスや運転手が行うには危険とみなされる作業が含まれる。
Applied EVのブロードベントCEOは、「新興物流企業と既存企業をシームレスに統合する自立走行車両の需要は、これまで以上に大きくなっている」と述べた。
ソース:news.com.au-Auto robot coming for Aussie jobs