【WA13日】 WA州パースで、シンガポールから入国した2人の旅行者が麻疹を発症したことを受け、同州保健当局が警告を発令した。
麻疹を発症したうち1人は12月8日午前5時30分から6時30分にシンガポール航空SQ225便でパース空港に到着した。11月30日から12月6日までの間、パース国際空港、アーマデール健康サービス救急部門、セント・ジョン・ヘルス・アーマデール総合診療所など、いくつかの場所を訪れていた。
2人目は、11月30日にパース空港に到着し、12月2日から6日までの間、複数の場所を訪れた。その他、訪れた場所の詳細はWA州保健当局の警告ウェブサイトで確認できる。
WA州の感染症管理部門のアームストロング博士は、「2人の患者が訪れた場所を訪れ、症状が現れた場合、マスクを着用し医療機関を受診して欲しい」と呼びかけた。また、クリニックや救急部門を訪れる前に電話を入れ、他の患者やスタッフが感染しないよう配慮を求めた。
麻疹の症状は、最初に発熱、疲労、咳、鼻水、目の痛みが現れ、その後3~4日で赤くてかゆくない発疹が現れる。発疹は通常、顔から始まり体全体に広がる。
ソース:news.com.au-Major health alert issued after measles detected in two travellers returning to Australia from Singapore