【ACT19日】 アルバニージー政権は、オーストラリアに入国する留学生の数を制限する新たな省令を実施すると発表した。
現行の低リスクの留学生からのビザ申請を優先する省令107号は18日に廃止され、19日に111号に変更された。新省令は、留学生の大量流入を抑制することを目的としており、新規留学生入学は各大学に割り当てられた定員に結びつけられることになる。
今年度は5月の予想を8万人上回る34万人に達すると予想されており、この上限規制は、豪政府が海外からの移民を抑制するための重要な措置となる。ジェイソン・クレア教育相は「この新規制により、留学生の流出を食い止めて、入学者数削減の矢面に立たされている地方大学の支援することになる。都心の大学だけが国際教育の恩恵を受けるのではなく、TAFEや地方、郊外の大学も恩恵を受けるべきだ」と述べた。
新たな省令は、全国高等教育労働組合(National Tertiary Education Union)によって熱烈に歓迎されているが、同組合は「連邦政府は、留学生規則の変更に起因する雇用の損失がないことを保証する必要がある」と明確に表明している。
ソース:news.com.au – Ministerial Direction 107 to prioritise low-risk international students scrapped