【ACT23日】 ウクライナで、オーストラリア人の男性がロシア軍に捕らえられた。オーストラリア政府はロシアに対し、国際人道法を順守して捕虜となった男性に対応するよう警告する。
22日、メルボルン出身のオスカー・ジェンキンズさん(32)がロシア軍に捕らえられたと親ロシア派のソーシャルメディアで明らかになった。政府はジェンキンズさんの居場所を調査するとともに、家族に領事支援を行っている。
ドレイファス法務長官は「戦争捕虜の尊厳を含み、国際人道法を順守するようロシア政府に求める」「全国民に対するアドバイスは変わらない。ウクライナを訪問しないこと」と話した。
アルバニージー連邦首相は「ロシアは度々真実でない情報を流す」「常にオーストラリア人を守るのが政府の仕事だ」と述べた。
数日前、オーストラリアは首都キエフで大使館を再開すると発表した。さらに、軍需物資や戦闘戦車など15憶ドル規模の支援をウクライナに提供した。ロシアは、ウクライナを支援するオーストラリアを“非友好的な国“のリストに加えている。
ロシア軍によるウクライナ侵攻開始以降、ウクライナからおよそ1万1,500人がオーストラリアに避難してきた。
ソース:news.com.au – Russian government urged to abide by international law after Australian man Oscar Jenkins captured in Ukraine