【TAS2日】 TAS州の海岸線で大晦日に「発光する」藻類の群生が現れて、自然の光のショーを披露した。TAS州では毎年クリスマスの時期から南部と東部の海岸で見られる現象だが、今年の群生は2015年以降で最も大きい規模となった。ただ、専門家はこの美しい自然現象は環境状態を示す警告でもあると指摘している。
TAS州で新年に「光り輝くスタート」をもたらしているのは海洋性プランクトンの「ヤコウチュウ」で、昼間は湾などで赤、ピンク、オレンジ色の筋となって広がり、夜になると発光し幻想的な輝きを作り出す。
生物学者のガーシュウィン博士は、ヤコウチュウについて、人間に危険は及ばないが周囲の海洋生物の食料源や酸素を奪うため、それらの海洋生物をブルドーザーのように一掃してしまう危険性があると警告。「美しいことは間違いないが、ある意味で『美しさと野獣』のようなものだ」と述べた。
発光現象はTAS州南部と東部海岸のさまざまな場所で見られる。ガーシュウィン博士によると、写真も美しいが実際に見るものにはかなわないという。この自然現象が見るのに最適な場所はアドベンチャーベイ、イーグルホークネック、ベルヴィル、ブルーニーアイランド、バッテリーポイント、モンタグベイなど。
ソース:news.com.au-‘Beauty and beast’: Leading biologist reveals deadly truth behind ‘glowing’ algae along Tasmanian coast
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