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カンタス 定時運航ランキングで10位

【NSW3日】  航空分析会社シリウム(Cirium)によると、カンタス航空は2024年に定時運航率が73.8%とアジア太平洋地域で10位にランクインした。4位にランクインしたニュージーランド航空には3.5ポイント差をつけられた。

メキシコの国営会社アエロメヒコは86.7%の定時運航率を記録し、カンタスよりも13ポイント高い結果となった。また、日本のANAはアジア太平洋地域で1位となり、シンガポール航空、ニュージーランド航空、タイ・エアアジア、ベトナム航空、フィリピン航空、ガルーダ・インドネシア航空、キャセイパシフィック航空がカンタスより上位にランクインした。

シリウムの統計によると、カンタス、ジェットスター、ヴァージンは国内線より国際線のほうが定時運航率が高かった。ヴァージンはキャンセル率でカンタスを下回り、定時運航率においても国内線で6ポイント上昇の73.9%まで改善した。

ヴァージン・オーストラリアの広報担当者は、「今年は業界最高水準の完遂率を達成し、98%の予定便が運航されたのに対し23年は95.8%だった」とし、「予期しない混乱が発生した場合でも、フライトを完遂することを優先し、可能な限りお客さまの希望日に目的地に到着するようにした」と述べた。

一方、キャンセルが多い航空会社のトップ10にオーストラリアの3つの主要航空会社は入っていない。最もキャンセルが多かったのは中国東方航空、中国南方航空、エアチャイナと、中国の航空会社が支配ており、全社あわせて昨年だけで8万便がキャンセルされた。

 

ソース: news.com.au-Qantas lags behind global rivals in airline punctuality rankings

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