【QLD8日】 昨年、中国のネット通販大手「Temu」が販売した防寒部屋着に火が付き、少女が全身に大やけどを負った。同社はウーディー風の部屋着を自主リコールした。
QLD州で昨年7月、ダニエラ・ジェイコブス・ハードさん(8)が着ていた“ウーディー“風の部屋着に暖炉の火の粉が飛び、一瞬で火が付いた。救急隊が到着するまで母親がシャワーをあてていたが、ダニエラさんは全身に3度の大やけどを負った。
部屋着を販売したTemuは4か月後、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)に連絡して自主リコールを発表した。対象の部屋着はウーディーに似たブランケットパーカーで、ピンクの虹色のユニコーン、紫の虹色のユニコーン、青の恐竜および惑星の模様の4種。暗い所で光るデザインで、火災を警告するラベルがついていない。2023年10月から2024年3月にかけて販売された。
ダニエラさんは元々自閉症と多動性障害(ADHD)を患い、事故後7週間で14回の手術を受けた。家族は医療費の捻出のため募金活動を行っている。
購入者はTemuから全額返金を得られる。
ソース:news.com.au –‘Skin melted off’: Temu fake oodie recalled after 8YO burned