【NSW9日】 シドニーのレンタカー会社で働くスタッフが、シートベルト装着違反でレンタカー利用者が高額な反則金を交付されるケースが多発しているとして、注意喚起を促している。
同スタッフはRedditに、同乗者のシートベルトが適切に調整されていなかったり、装着されていなかったために、運転手に対して2,050ドルの反則金が発生したと述べている。
Redditに掲載されたケースでは、同乗者はシートベルトを脇から通した状態だったため、違反の対象になったという。車が社用車だったため、罰金は個人車両の5倍の金額だったが、運転手を特定すれば反則金は減額される。この男性は結局400ドルを支払うことになったが、6ポイントを失ったという。
州政府によると、シートベルトをきちんと着用することで交通事故の場合の生存率が2倍になり、負傷リスクも大幅に軽減される。同州の道路では毎年、シートベルト未着用が原因で約30人が死亡、約80人が重傷を負っているという。
運転者はシートベルトを正しく着用し、同乗者全員をシートベルトの固定された座席に座らせるか、適切なチャイルドシートに座らせることが義務付けられており、昨年7月1日からシートベルトを正しく着用していない運転手と同乗者がいた場合は探知カメラで検知されている。
ソース:news.com.au – Sydney driver cops $2050 fine for ‘common sense’ road rule