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56の人気ビーチでの遊泳に警鐘 暴風雨で雨水汚染

【NSW11日】   降り続く雨や暴風雨により、有害バクテリアの濃度が急上昇しているとして、シドニーとその周辺地域の50以上のビーチでの遊泳を控えるように警告が出ている。

水質に関する情報を提供するビーチウォッチNSWでは、シドニーとセントラルコースト一帯の多数のビーチが11日の雨水汚染の影響を受けている可能性がある」として泳ぐ前に、排水溝やラグーンが汚水されていないか、不快な臭いがしないか、水中にゴミが浮かんでいないかを確認するようにと注意喚起を促した。今回の警報は、同州の一部で猛烈な嵐が数日続いた後に発令されており、予報では週末いっぱいまで続くとされている。影響を受けたのはコモ・ベイズ、クィーンズクリフ、タマラマ、ブライトン・ル・サンズ、バレンジョイ・ビーチ、ウミナ・ビーチなど。

ビーチウォッチNSWのサイト上に掲載されているビーチの多くは、遊泳に適さないと判断されている。マレー・ローズ・プール、ブロンテ・ビーチ、クジー・ビーチなどを含むいくつかのエリアは汚染されている可能性があるという。同サイトの声明文では「通常、水質は遊泳に適しているが、幼児や高齢者、健康状態の悪い人はリスクが高まる可能性がある」と述べられている。

同サービスは、水路やビーチで、大腸菌として知られる腸球菌などの有害細菌の検査を定期的におこなっている。大腸菌の症状には、お腹の張り、下痢、時には発熱や倦怠感などがあり、大腸菌を放置した場合、腸内感染や尿路感染を引き起こす可能性がある。

 

ソース:news.com.au – Aussies warned to avoid iconic beaches as storms impact water quality

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