【ACT12日】 オーストラリアのウォン外務相とラッド駐米オーストラリア大使は、20日に米国ワシントンD.C.で行われるトランプ次期大統領の就任式に出席する。
外務省は、ウォン外相とラッド大使ともにトランプ氏の大統領就任式に出席すると発表した。次期米政権および連邦議会の主要メンバーと会談も行う予定だ。さらに、米国・インド・日本・オーストラリアからなる枠組み「クアッド」の外務大臣間で会合が行われる可能性もある。
ウォン外務相は「招待を光栄に受け取る」「安定した豪米関係を意味する」と話した。
昨年11月のトランプ氏の大統領当選後、ラッド駐米オーストラリア大使は過去のソーシャルメディアでのコメントについて非難された。2022年、ラッド氏はトランプ氏について「史上最も破壊的な大統領」「欧米諸国への裏切り者」と呼んだ。
さらに、ラッド氏がソーシャルメディアのXでトランプ氏の大統領返り咲きを称えたのに対し、トランプ氏の長年の側近であるダン・スカヴィーノ氏が「ラッド大使の勤務も数えるほど」と意味する砂時計のグラフィックを返して緊張感が増した。ラッド氏側は、「コメントが誤って解釈されることのないように」との理由でツイートのやり取りを削除した。また「米豪関係の強化に向けて、トランプ氏との連携を楽しみにしている」と述べた。
ソース:news.com.au – Foreign Minister Penny Wong and Australia’s US ambassador to attend Donald Trump’s Inauguration