【QLD14日】 ゴールドコーストのビーチ前に15日、米ファーストフード大手「ウェンディーズ」が国内で40年振りに店舗を再開する。“冷凍でなく、常に新鮮“を売りに国内のバーガー市場に乗り込む。
2023年、米国のフリン・グループが国内のウェンディーズ経営権を買い取った。向こう10年で数百店舗を展開予定で、各店舗で従業員30~40人を雇用する。同グループは米国内5州でウェンディーズ200店を経営するとともに、ピザ・ハットやタコベルなども営む。ウェンディーズは1980年代に国内11店舗を閉鎖した。
国内進出をした米国のバーガー企業は多いが、苦戦している。2016年にオープンした「カールス・ジュニア」は、10年で300店舗を目指したが28店舗に留まっている。2021年にオープンした「ファイブ・ガイズ」も、国内でわずか4店舗だ。ハリウッド俳優のマーク・ウォルバーグ氏が創業した「ウォルバーガーズ」も、国内は5店舗のみ。このうち1店は新たなウェンディーズの競合になる。
国内のファーストフード市場はハンバーガーが41パーセントでトップ、次にピザ(19パーセント)、チキン(14パーセント)が続く。国内市場最大手はマクドナルド(23パーセント)、次にオーストラリアを代表するハングリー・ジャックス(9パーセント)、KFCおよびタコベルを運営するヤム!ブランド(7パーセント)が続く。
ソース:news.com.au – Wendy’s opens first Australian store, 40 years after last one shuttered