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コールズで刺傷事件 全店舗から包丁を撤去

【VIC15日】  スーパーマーケット大手のコールズは15日、店舗における攻撃行為や暴力行為が増加していることを受け、国内の全店舗から包丁を撤去するとともに、販売を停止すると発表した。

コールズの発表に先立つ今月13日、VIC州イプスウィッチのヤマント・セントラルにある店舗で午後5時30分ごろ、冷凍食品の補充を行っていた63歳の従業員が、13歳の買い物客に背後から大型のナイフで刺されて重傷を負う事件が発生した。

コールズの広報担当者は、「包丁の販売については全ての法規定に則って行っている」とした上で、慎重な検討の上で今回の販売停止を決定したと説明。従業員および買い物客の安全が最優先事項との見解を示した。

また、現在同社が行っているSMEGの包丁とのポイント交換は今月21日まで当初の予定通り行うとしている。

一方、警察は女性を刺した13歳の犯人について、店頭で販売されていた刃物で犯行に及んだとみている。事件発生後、店舗が入居するショッピングセンターは一時、完全封鎖となった。

近くにある寿司屋の店員は、「叫び声が聞こえて、様子を見るためにコールズ店内に入ってみると、女性が背中から血を流して倒れているのが見えた」と当時の状況を振り返った。

 

ソース:news.com.au-Coles pulls knives from shelves after supermarket stabbing

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