【VIC15日】 オーストラリアで子供を公立学校に通わせる保護者の学費負担が前年比33%増となり、独立系学校では10%増と予想されることが分かった。一方、カトリック系学校では1%減だった。首都圏では13年間の学校教育にかかる費用が初めて最低10万ドルを超えると予想されている。
フューチャリティー・インベストメント・グループのエグゼクティブ・ゼネラルマネージャーのサラ・マケイディ氏は、特に公立学校における主な費用としてユニフォーム、教科書、文房具、キャンプ、交通費、外部の学習支援や選択科目が含まれると述べた。
都市別では、QLD州ブリスベンが国内で教育が最も手頃な都市だが、2025年に子供が入学する場合、保護者は13年間の教育費として10万1,064ドルを支払う見積もりだ。一方、シドニーは最も学費が高額となっており、支出は13年間で15万323ドルとなっている。
マケイディ氏は、「親たちと話したところ、50%が子供の教育費を生涯にわたって負担する責任があると答え、90%は子供の将来の成功と幸福には教育が重要であると答えた」と述べた。また、高額な教育費を支払うため、保護者に対して早期に計画を立てるようアドバイスした。統計によると、教育に向けて意識的に準備をしていると答えた保護者は全体の64%だった。
ソース:news.com.au-Crazy amount Aussie households spend to send the kids to school