【ACT19日】 冬のRSウイルス感染流行期を前に、来月3日から国内の妊婦と乳児を対象に予防接種が無料で提供される。母親が予防接種を受けると、生まれてくる赤ちゃんも最長6か月感染を予防できる。
連邦のバトラー保健相は「ほとんどの乳児が、生後2年以内にRSウイルスに感染する」「乳児のRSウイルス感染を減らす、世界でもトップレベルの試みだ」「各州・地域と連携し、国内のすべての乳児を保護する」と話した。
妊娠28~36週の女性には、通常価格300ドルのファイザー製「アブリスボ」が提供される。
国内の予防接種機関(IFA)のキャサリン・ヒューズ責任者は、「母親が予防接種を受けることで、乳児の入院数を年1万件減少させる」「国内の家庭が長く待ち望んでいた、RSウィルスから乳児を守る大きな節目になる」と話した。
ソース:news.com.au – Expectant mothers to get free RSV vaccines in major government move to protect children ahead of winter