【NSW22 日】 NSW州政府は22日、シドニー北西部パトニー・パーク(Putney Park)にあるパトニー・ビーチについて、泳いでも安全だとして一般に公開した。水質に懸念があったが安全で泳げると確認されており、パラマタ川マスタープランの下で開設された3番目の水泳スポットだ。2025年までに川沿いに3つの水泳スポットが設けられる。
パトニー・ビーチはNSW州政府による「プレーシズ・オブ・スイム」プログラムによる支援を受け、ライド市が開設した。コンコードのベイビュー・パーク、ローズ・イーストのマッキルウェイン・パークに続く最後のビーチとなり、パラマタ川流域のグループと地元のコミュニティが開設に貢献した。ビーチには砂岩の階段、アップグレードされた海壁、遊泳ネットなどが設置されている。
パトニー在住のマクファーソンさんは、ロゼルにあるドーン・フレーザー・バスなどで40年間にわたり泳いできたと述べ、パトニー・ビーチ開設初日に同ビーチを訪れた。ビーチに浮かぶ泡やゴミが心配だったが、シャークネットの近くで泳げることに満足していると話した。
西シドニー大学のライト准教授は、パラマタ川が工業地帯による汚染の影響を受けていたことを指摘したが、シドニー水道局や地元カウンシルなどが改善に尽力したことで、水質が飛躍的に改善されたとして、「賞賛に値する」と述べた。ただ、大雨が降った後、3日間はパラマタ川沿いのビーチでは泳がないようにアドバイスしている。
ソース:abc.net.au-Putney Beach opens as NSW government assures public that Parramatta River swimming sites are safe