【ACT22日】 オーストラリアは、インターネットの品質やパフォーマンスなどをもとにした、デジタル・クオリティ・オブ・ライフ・インデックスで121か国中37位と、昨年から7つ順位を下げたことが分かった。インターネット品質だけでは59位にとどまっている。
オランダの仮想プライベートネットワーク(VPN)企業、サーフシャーク(Surfshark)が行った調査によると、オーストラリアはインターネットの固定回線では安定していると評価されているが、回線速度は62位にとどまった。固定回線の価格の手頃さでは5位順位を下げて30位だった。一方、モバイルインターネットの速度はランクを9位下げて22位、価格の手ごろさは15位下げて20位となった。
一方、政府のデジタルサービスに関してオーストラリアは高い評価を受け、オーストラリアを上回ったのはわずか10か国だった。サーフシャークは政府のハイレベルなオンラインサービスが官僚的なお役所仕事を最小限に抑え、汚職を減らし、公共セクターの透明性を増すとの見解を示している。
サーフシャークのスタムリス氏は、「オーストラリアは統合したプラットフォームを通じ、政府サービスを簡単に利用できる高度な電子政府システムがある」と述べ、MyGovポータルはこのシステムの中核であり、医療、税制、社会保障などの重要なサービスにアクセスできる中央集約的な手段を提供しているとの見方を示した。
連邦政府のアルバニージー首相は先週、全国ブロードバンド網(NBN)の「完成」を目指し30億ドルを投じるという選挙公約を発表した。
ソース:abc.net.au-Putney Beach opens as NSW government assures public that Parramatta River swimming sites are safe