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気温40度超で最長9時間の停電 NT

【NT23日】  NT準州のウードナダッタ(Oodnadatta)で今月20日と21日に停電が発生し、最大9時間にわたり電力が回復しなかったことが分かった。同地では20日、日中の気温が43.6度、21日が44.5度の高温を記録した。

電力供給会社コーウェル・エレクトリックは停電の原因について、発電所の停止と説明。これにより80世帯が停電となった。また、停止は計画したものではなく、20日は午後1時から停電だったが午後4時までに技術者を派遣したと説明した。

コーウェルはまた、今後予定されている停電はないとする一方、機器の故障を予測することは出来ないと述べ、発電機を稼働させて準備を整えているとしている。

地元市議会議員のアンソニー・スミス氏は、毎晩人工透析を受けているとした上で、「自分用に発電機を手に入れるべきかもしれないが、そうなればお金がかかる」と話した。ウードナダッタで停電中にバックアップの発電機で電力を維持していたのは地元のクリニックだけで、ウードナダッタの住民の多くはソーシャルメディア上で、クリニックが開いていたことに感謝の意を示した。

エネルギー・鉱山省は停電の状況を調査中で、町の電力網の代替システムは「3月に稼働予定」と発表した。また、同省の広報担当者は、「準州政府による750万ドルの拠出で太陽光発電、バッテリー、3つの新しいディーゼル発電機からなる新たな太陽光発電所を設置する予定だ」と報道官は述べています。

 

ソース:abc.net.au-Oodnadatta residents suffer power outages as temperatures soar above 40 degrees Celsius

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