ビジネス

婦人服ミラーズとノニB 4月に閉店へ

【NSW29日】  経営破綻したモザイク・ブランズ傘下の婦人服ミラーズ(Millers)とノニB(Noni B)が国内店舗を閉店すると発表した。両ブランドはモザイク傘下に残された最後のブランドだったが、新たな買い手が見つからなかったため閉店が決まった。

管財人を務めるKPMGによると、両ブランドの合計252店舗が閉鎖し933人が職を失うことになる。モザイク全体では合計約3,000人の雇用が失われ、700以上の店舗が閉鎖される見通しだ。

KPMGのハーディ氏は、「関係者全てによる最善の努力にもかかわらず、モザイクのポートフォリオ内のブランドはいずれも売却が出来なかった」と述べ、モザイク・グループの店舗は今後数か月で閉店し、4月中旬までに全ての店舗が閉鎖となる見込みと説明した。

また、各店舗の閉店時期は在庫の状況や商品を売りさばく速さによって異なるとみられる。KPMGは全ての店舗でセールやプロモーションを行うとして、顧客に対し地元の店舗やEコマースサイトにアクセスし、在庫がなくなるまで買い物を続けて欲しいと訴えた。

モザイクは昨年10月に任意管理手続きに入り、同時に5つのブランド(ロックマンズ、オートグラフ、クロスローズ、Wレーン、ビーミー)の閉店を発表した。

 

ソース:news.com.au-Millers and Noni B close as last of Mosaic Brands shuts down

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら