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海水パンツのみ着用で乗車拒否 シドニーバス

【NSW29日】  オーストラリアデーをクージービーチで過ごした男性が、バスの運転手に服装を理由に乗車を拒否されたことを受け、男性の友人がSNS上で「公共交通機関の利用客に服装規定はあるのか」とフォロワーらに問いかけている。

男性によると、友人がバスに乗ろうとした際、運転手が「シャツを着ていなければならない」と言って友人の乗車を拒否したという。友人はビーチに行っていたため、ボードショーツとビーチサンダルだけを履き、タオルを持っているだけの恰好だった。

投稿に対し、元バスドライバーだった人物は、「そのようなことを訓練で教わったが、最終的にはドライバーが乗せたくなければ乗せてもらえない」と回答。また、同地周辺でドライバーをしているという人物は、「この規則を守るドライバーもいれば、全く気にしないドライバーもいる」とした上で、「汗や日焼け止めで汚れた席に座ったり、混雑したバスの中でシャツを着ていない体を押し付けられるのが嫌だと思う人はいるでしょう」と見解を述べた。また、ビキニを着ている女性も該当すると説明した。

このほかにも、「シャツを着てください、そんなに難しいことじゃないでしょう」、「長い一日を終えて家に帰ろうとしている時にあなたの乳首を見たいかと言われれば、全く見たくない」などのコメントが寄せられた。

バス運営会社トランスデブ・ジョン・ホーランド(Transdev John Holland)の広報担当者はクージーで運行するバスについて、ドライバーが配慮すべき最も重要なことは乗客の安全と衛生面だとし、「今回の事件について時間やルートはわからないが、すべてのドライバーに対して顧客サービスの徹底を再度確認した」と述べた。

 

ソース:news.com.au-Sydney local refused entry onto bus due to little-known rule

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