【NSW4日】 シドニー西部のリサイクル施設で大規模な火災が発生し、100人を超える消防隊員が消火活動に徹している。気温35度を超える猛暑日に加えて安全なアクセスも難しく、骨の折れる消火活動になりそうだ。
4日午後1時45分過ぎ、セント・メリーズの商用リサイクル施設で大規模な火災が発生した。ガスのシリンダーが多数爆発して厚い黒煙が舞い上がった。炎は高さ60メートルにも上昇し、火災警報レベルも最高の14とされた。
引き続く爆発や保管された大量の薬品により消火活動も非常に危険で難しく、800メートルの立ち入り禁止区域が設置された。同区域の外1キロメートルまでの店舗と住人には、ドアや窓、換気扇を閉めるようアドバイスされた。
消防隊員2人が熱性疲労で手当てを受け、このうち1人は安定した状態で病院に搬送された。
環境や近隣水路への影響を懸念し、NSW州環境保護局も状況を監視している。
ソース:news.com.au – Fire and Rescue NSW work to control huge St Marys factory fire