【ACT9日】 連邦政府は、選挙公約として女性の健康に5億7,300万ドルを投じると発表した。30年ぶりに新たな経口避妊薬を医薬品給付制度(PBS)に加えるとともに、長期用避妊器具のメディケア還付額を引き上げ、更年期障害のケア還付も新たに導入する。
政府は30年振りに、新たに経口避妊薬ヤズおよびヤスミンをPBSに加える。避妊リング(IUD)装着の際の払い戻しも、現在のおよそ91ドルから215ドルに引き上げる。避妊ピルおよび避妊器具のどちらも生理痛や子宮内膜症を緩和する。
政府はさらに、現在全国に22か所ある子宮内膜症および骨盤痛の診療所を11増やす考えだ。同診療所で更年期障害のサポートも受けられる。
労働党のウェルス議員は、「女性の健康は長い間おろそかにされてきた」「指定のかかりつけ医師(GP)を持たない若い女性が増える中、薬局でピルや尿路感染(UTI)の治療が受けられるのは重要な生活コスト対策だ」と話した。
野党保守連合は政府案を支持するとして、政権奪回の際に同政策を導入すると公約した。
ソース: news.com.au -‘Long neglected’: Labor pledges $573m to boost women’s health