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VIC州で新たに鳥インフルエンザ 前回の根絶発表直後

【VIC9日】   VIC州の養鶏場で新たに鳥インフルエンザの感染が報告された。オーストラリアはわずか数日前に、鳥インフルエンザの根絶を発表したばかりだ。

VIC州農務省は8日、同州北部で高病原性鳥インフルエンザH7N8型が確認されたと発表した。H7N8型は昨年同州で流行した型と異なり、米国などで流行するH5N1型とも異なる。

H7N8型が確認された養鶏場からおよそ5キロメートル、さらにストラスボギー・シャイヤ東部で規制命令が出された。感染した動物との直接接触による人への感染もあり得るが、リスクは低いと考えられる。

店舗で販売される卵および鶏肉は安全に摂取できるが、昨年の流行時に鶏数千羽が処分され、価格は高いままと予想される。先月末には、季節的な需要高、鳥インフルエンザ、さらに業界のガイドラインによって全国的な卵不足と発表された。

連邦政府は6日、世界動物保健機関(WOAH)に対し、鳥インフルエンザH7型の根絶を発表したばかり。H7型はVIC州、NSW州および首都特別区域(ACT)で流行し、昨年7月から新たな感染は報告されていなかった。

ソース: news.com.au – Blow as new H7 bird flu outbreak found days after Australia declared eradication

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