【NSW10日】 14日のバレンタインデーを控え、ロマンス詐欺が警告される。NSW州で昨年、ロマンス詐欺の被害額は890万ドルに上った。
NSW州で昨年、ロマンスおよびデート詐欺798件が報告された。被害者は18歳未満を含む全年齢層に及ぶ。ディブ州顧客サービス・デジタル政府相は「詐欺師はバレンタインデーに洗練された方法で盗難を試みる。実際に会ったことのない人に金銭を送らないように」と警告した。同氏はまた、詐欺被害は恥でないとして、通報して支援を受けるよう呼び掛けた。
WA州でも昨年、ロマンス・デート詐欺被害が500万ドル近くに上った。平均被害額は8万7,000ドル超で、ある人は80万ドル近く失った。
消費者保護委員のトリシュ・ブレークさんは、「詐欺師はディープフェイクを使って高品質の映像を作り、実在人物のイメージを搾取する」「ビデオ電話や電話で話しただけでは信用できない。直接会わない限り、非常に警戒すべきだ」と警告した。
盗まれた個人情報などを取り戻すNSW州政府機関「IDサポート」は、14日に無料のオンラインイベントを開催する。1時間のイベント中、オンラインのデート問題のアドバイス、詐欺や警告サインの情報、個人情報の保護方法などを専門家から学べる。参加には登録が必要だ。
ソース: news.com.au – NSW Valentine’s Day warning after local lovers lose $8.9m to scammers