【ACT22日】 首都特別地域(ACT)キャンベラの総督官邸(Government House)で19日、落下した枝がセントラルコーストから同地を遠足で訪れていた複数の児童を直撃し、女子生徒1人が重体となっていることが分かった。
同地を遠足で訪れていたのはセントラルコースト・グラマーの児童で、総督官邸のガイドツアーを終えた後、“敷地内にある門の外側”にいたところ、枝が落下したとみられている。枝は複数の児童を直撃したもようだ。
ACT救急サービスの広報担当者によると、事故により4人が負傷し、このうち1人が重傷、軽傷の3人は現場で応急処置を受け、重傷の1人と軽傷の2人が病院へ運ばれた。
セントラルコースト・グラマーのオレイガン校長は、保護者に対しメッセージで状況を説明。学校は事故に巻き込まれた生徒の家族と連絡を取るとともに、残りの生徒に対しカウンセリングを提供するとしている。
総督官邸の広報担当者によると、出動した警察が負傷した生徒に救急処置を行った後、生徒は救急車でキャンベラ病院に搬送された。また、「総督および官邸職員は、負傷した生徒の健康状態を非常に心配しており、学校と連絡を取り続けるとともに、完全な回復を願っている」と話した。
政府官舎の敷地内の樹木は、通常の規定にしたがって管理が行われており、過去6か月間については樹木の状態は「良好」と判断されていたという。
ソース:news.com.au-The incident injured several students from the primary school tour group at Government House in Canberra, leaving one Year 6 girl fighting for her life.