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メディバンク 新型コロナ影響利益を顧客に返還

【NSW27日】  民間保険大手メディバンクは、新型コロナウイルスのパンデミック期間に保険請求の減少によって節約された1億6,000万ドルを顧客に返還すると発表した。対象となる契約者は50ドルから225ドルのキャッシュバックを受け取る見通しだ。

メディバンクによる返還プログラムは、パンデミックで契約者からの保険請求が減少した期間から利益を上げないことを約束するもの。返還を受ける対象となるのは「エクストラのみ」または「病院エクストラ」の契約者で、今年9月までに受け取りが完了する。

メディバンクはパンデミックの開始からこれまでに16億2,000万ドルを顧客に返還している。

メディバンクのミリサブリビッチ最高顧客責任者は、新型コロナによる制限が緩和された後も保険請求は依然として予想を下回る水準だと指摘し、「だからこそ、もっと多くのお金を顧客に返還することを決めた」と述べた。

さらに、「多くの家庭が生活費の高騰によって家計が非常に厳しいことを理解しており、この追加の返金が少しでもお客様の助けになることを願っている」と話した。また、返還によるメディバンクグループの運営利益への影響はないとし、返還プログラムは年内に終了する予定だと説明した。

 

ソース:news.com.au-Medibank customers to receive cash bank as part of the insurer’s commitment not to profit from Covid

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